事業内容

木質チップの製造過程

1. まず始めに、山の調査を行います。GPSを用いて、林地境界線を計測、作業路の策定、全数調査などを行います。正確な森林資源量を把握し、効率の良い作業計画を練ります。

2. 地形や周辺の樹木や、伐採木の重心の位置を確認し、倒す方向を定めてからチェンソーで伐倒します。1日に100本を伐倒することもあります。

3. ワイヤーで牽引し、ハーベスタが全木集材されてきた材の枝払い、測尺玉切りを連続して行います。

4. 玉切りした材を、グラップルを使ってフォワーダに積み運搬し、山土場にはい積します。

5. はい積した材を山林の現場からチップ工場の土場へ搬出します。

6. 燃焼効率を上げるために、天日によって、一度乾燥させます。ここで水分含有率を40%から70%に下げます。

7. 乾燥後の材は2段階の工程でチップを製造します。ここで適正な形状まで粉砕されます。

8. 1日最大約7トンの木質チップを製造します。

9. 木質チップを利用施設に搬入します。暖房・給湯を賄うボイラは常に稼働しているため、チップは絶やすことはできません。

10. 木質チップが燃焼し、木質バイオマスエネルギーとなります。

 

営業品目
  1. 木材チップ製造
  2. 林業(主に間伐)・山林保育・路網開設
  3. 木材全般運送業
  4. 木材チップ・おが粉・蒔の販売
  5. その他木材に関する仕事全般
使用機材
1. CKSチューキウルトラチッパーシステム 600×600 投入口 切削チップ制作
2. コマツ製破砕機 800 投入口 破砕チップ制作
3. 緑産移動式ドラムチッパー 400 投入口 切削チップ制作
4. コマツ製小型移動式チッパー 250 投入口 切削チップ制作
使用重機・車両(工場)
1. コマツ PC138 グラップル
2. コマツ PC78 グラップル
3. コマツ WA100 タイヤショベル
4. いすず フォワード 16t リブクレーン付き
5. いすず ギガ 22t 箱車(約30㎥積)
6. 日産UD   箱車(約8㎥積)
使用重機(林業)
1. 日立 ハーベスタ (AFM)
2. キャタピラー グラップル スイングヤーダ (フォレストロボ)
3. キャタピラー グラップル シングルウィンチ (フォレストロボ)
4. コマツ グラップル (ホルトレンカッター付)
5. コマツ フォワーダ (4tクラス)
6. 日立 グラップル (ホルトレン)
7. 住友 グラップル (フォレストロボ)